2021年8月13日
映画「太陽の子」を見てきた
柳楽さんも有村さん、田中裕子さんみんなとても素敵であった
三浦春馬さん、もちろん素敵であった
三浦春馬さん
三浦さんが出ているから私は映画館に行った
映画の役と彼の人生が重なるような気がする
三浦さんがもういないことは悲しいが、映画の中ではしっかり生きている
三浦さんの姿がスクリーンの中に出る
笑顔をみると気持ちがあたたかくなった
ただ私をふくめて多くの人が考えてしまうのではないだろうか
彼は何を考えていたのだろう
どういう心境だったのだろう
決してわかることはないだろう
わからないということだけが明らかである
私たちがわかっていることは、すべての人はいつかは命がおわるということである
すべての人にとって命は有限であるということだ
命は有限である
舞台挨拶
黒崎監督
「なんで春馬くんがここにいないのだろう。
足りないじゃないか。
悔しすぎるという思いが正直ある。
ただ皆さんに感じてほしいのは、スクリーンのなかに一緒に走りきった姿が完全に残っている、、、
柳楽さん、有村さん、春馬くんも含めてキャストみんなで言いたかったことは、
『どんな難しい状況でも最後は生きて生きて生き抜くしかない』という映画のストレートなメッセージである。
映画のメッセージが少しでも皆さんに届くとこんなに嬉しいことはない。」
有村さん
「当時生きた若者たちが未来をつくるために懸命に生き抜いていくというストーリー。
現在は未来を考えづらい状況であるが、考えることをあきらめてしまうのは心苦しい。
春馬さんが自分たちの仕事は想像力を届けることだ、とよく言っていた。
改めて自分も皆さんと一緒に考えていけたら嬉しい。」
柳楽さん
「『別れるとは出会えなくなるからではなく忘れられるからである。』と原爆の広島式典でのスピーチが印象的であった。
人に対しても歴史に対しても忘れていくことが一番こわいなと思う。」
3人ともが言いたかったことは
- 映画を通して戦時下のことを知らせたい
- 映画を通して今を生きる人にメッセージを届けたい
- 三浦春馬さんのことをみんなに伝えたい
監督の言葉から監督の思いを感じた
生きて生きて生き抜いてほしいと、監督は春馬さんに伝えたかったのではないだろうかと思った
有村さんの言葉が三浦さんの性格を伝えていた
春馬さん自身の想像力が大きく周りへの配慮が本当に素晴らしかったのだろう、と思った
柳楽さんの言葉は誓いに思えた
柳楽さん自身が歴史も春馬さんも忘れないと意思表明していのではないかと思った
歴史も人も忘れなければ、それぞれの心の中で生きていく
映画のメッセージと3人それぞれの思いとが幾重にも重なっているように感じる
「『いっぱい、未来の話しよう。』と三浦春馬が浮かべた笑顔を忘れることはないだろう。」と映画のパンフに記されている
まとめ
もし自分が戦争の時代に生きていたら何が見えていただろうか
戦争に行き戦う人が正しいと思ったのではないか
何が正しいかをわかっていないということに気づかなかったと思う
だから今も何もわかっていないのかもしれない
わかっているのはいつか命がおわるということだ
だから生きて生きて生き抜くしかない
歴史も人も忘れずに、今を生きて未来の話をする
明日もファイトーオー
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